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2020/11/10

12月のおすすめ「プロセッコDOCを楽しむための料理」

12月のおすすめは、「プロセッコDOCを楽しむための料理」をご案内します。

  

【プロセッコDOC】

北イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の4つのプロヴィンチャ

(行政区分の一つ)とヴェネト州の5つのプロヴィンチャで作られるワインです。

DOCとはイタリアの旧ワイン法の中の格付けの一つで、改正されたワイン法においても

表示することができる認証です。

プロセッコは、ローマ時代までさかのぼることができる白ブドウ品種「グレラ」を85%

使用して作られます。3気圧以上のスパークリングワインが有名ですが、

他に2.5気圧までのフリッツァンテ(微発泡タイプ)やスティルタイプもあります。

フランスのシャンパーニュと違い、密閉された圧力タンク内で二次発酵(イタリアン

メソッド又はシャルマ方式)させることから、フローラルでフルーティな香りと爽やかな

味わいが生まれることも大きな特徴です。

アルコール度数も11%程度と比較的低めですので気軽で親しみやすいワインです。

 

~Mese del Prosecco 2020~ プロセッコ月間2020

"Consorzio di Tutela della Denominazione di Origine Controllata Prosecco"

"プロセッコDOC保護協会"が主催するキャンペーンが11/21~12/31まで開催されます。

多くの方にプロセッコを知っていただくことが目的で、例年は夏に開催されています。

弊店では、スパークリングタイプのものを11月下旬からご案内します。

 

 

「Insalata di mare」  魚介のサラダ  ¥1,800(¥1,980)

天使の海老、ホタテ、イカ、ムール貝を中心にレモンドレッシングと

イタリアンパセリのペースト・サルサヴェルデで味付けするサラダ仕立てです。

プロセッコのまろやかさを損なわないよう、ドレッシングの酸味も柔らかくしています。

 

「Sgombro e Capesante affumicato」 

             鯖と帆立貝の燻製 ¥1,600(¥1,760)

脂がのってきたサバと丸々と太ってきたホタテの瞬間燻製です。

2分程度の短時間の燻製にすることで、燻煙から生まれる芳香成分が付与されつつ

食材のフレッシュさも保てます。

 

「Gratinato di ostriche e Ippon-Negi」 

     広島産牡蠣と松本一本葱のグラタン ¥1,500(¥1,650)

寒くなり旨味が増してきた旬のカキと松本の伝統野菜”一本葱”を合わせて

クリーム仕立てのグラタンでご用意します。

 

 「Prosciutto di Suino Cinta Senese DOP」

       幻の豚チンタセネーゼの生ハム ¥2,000(¥2,200)

トスカーナ州”シエナ”(Senese)で飼育されている、黒地に白い”ベルト”(Cinta)を

巻いたような模様の”豚”(Suino)。近代には絶滅の危機に直面した時期もある、

古くからある血統の豚です。

チンタセネーゼの復活に尽力されたパオロ・パリージさんにお会いした時に伺った話では、

一般的な豚は6カ月間肥育して食肉となりますが、チンタセネーゼは18カ月間かけて

育てる(放牧)とのことでした。肉質は緻密でねっとり、甘みのある味わいです。

生ハムに加工されても非常にまろやか。融点の低い脂身なので、室温になるにつれて

しっとりとしてきます。

弊店では生ハムはいつも生ハム専用のナイフで手切りでスライスしています。

均一な厚みにならないことで噛みしめる時の食感と、肉の旨味を満喫出来ます。

*チンタセネーゼのサラミもご希望で盛り合わせにできます。¥2,500(¥2,750)

 

以上の他、週替わりのメニューとしてプロセッコを使ったリゾットやメイン料理のソース、

デザートなどもご案内する予定です。

 

*12/1(火)よりご用意します

*( )は消費税10%を含む価格表示です