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2020/10/10

11月のおすすめ「イタリアの内臓料理」

秋は豚の食肉加工の時期。冬越しに向けて、大切に育てた家畜の命を頂く季節。

新鮮なうちにラグー(煮込み)やローストなどを味わい、後々の為にサラミや生ハムなど

保存のできる加工品も作ります。内臓も副産物として、土地ごとの風味で調理されます。

11月は豚のレバー、タン、ノドナンコツ、ガツ、ハラミ、ハツ、コブクロ、チョウと

牛のハチノス、ヒゾウを使います。

 

「Fegatelli di maiale alla Toscana」 

    豚レバーのオーブン焼き トスカーナ風 ¥1,200(¥1,320)

カットしたレバーにフェンネルシード、ローリエ、ニンニクをのせ網脂で包んだものを

耐熱容器に入れてオーブン焼きにします。

 

「Zuppa di soffritto Napoletana」 

       豚モツのピリ辛煮込み ナポリ風 ¥1,600(¥1,760)

下茹でしたモツ各種をラードと唐辛子で炒め、パプリカピュレやローズマリーで煮込みます。

ピリッとした辛味とパプリカの甘さでいただく冬の風物詩です。

お好みでパスタのソースとしてもお楽しみいただけます。パスタソースの場合の仕上げには

ペコリーノチーズ(羊乳製)をかけることでより風味が増します。

 

「Trippa all Palermitana」 

        牛ハチノスのパレルモ風煮込み ¥1,500(¥1,650)

ハチノスを細長くカットしたものを、バジルとトマトで煮込んだ料理です。

トラットリアや市場の食堂で見かけるモツ料理です。

 

「Pani câ meusa」 シチリアのモツバーガー ¥1,000(¥1,100)

牛のヒゾウをラードで炒め、塩、胡椒で味付けし、カチョカヴァッロチーズ

(牛乳製のコクのあるチーズ)のすりおろしをたっぷりかけます。

今年はカットしたセモリナ粉のゴマパンを添えますので、お好みでパンにのせてお楽しみ

ください。もちろんいつも通りバンズもご用意していますのでお好きな方のスタイルで。

 

*モツバーガー以外には、シチリア古代小麦の黑パンをトーストして添えます

*11/3(火)よりご用意します

*( )は消費税10%を含む価格表示です