インフォメーション

2019/04/10

5月のおすすめ「手打ちパスタ」

5月のおすすめは「手打ちパスタ」です。

同じ様な形でもところ変われば呼び名が変わる面白さ。

今年は4種類ご用意します。

 

「Agnolotti dal plin」

        アニョロッティ・ダル・プリン セージバターソース ¥2,000

ピエモンテ州にある手打ちパスタで所謂ラビオリの一種です。

「プリン」は「つまむ」という意味。2枚の生地で詰め物をはさみ、

両サイドを指でつまんで閉じて作ります。伝統的な詰め物は肉類で、仔牛・ウサギ・豚など。

今回はウサギの代わりに鶏肉を使い、牛肉・豚肉・熟成させた自家製サルシッチャ・

ほうれん草・卵・チーズのフィリングを詰めます。セージバターソースで和えて盛り付け、

仕上げにスーゴ・ディ・カルネ(仔牛の骨や肉からとったソース)をかけます。

 

 

「Strozzapreti con salsa di asparagi verdi」

                ストロッツァプレーティ グリーンアスパラガスソース ¥1,600

主にエミリア・ロマーニャ州にてよく見られる「司祭の首を絞める」という訳になるパスタ。

謂れは所説ありますが、司祭にたくさん食べてもらおうと出したら喉につかえたからとか、

司祭の着るシャツの襟に似ているからとか、生地をひねって作るから等々。

長い帯状の生地を手でねじりながらちぎって作ります。

グリーンアスパラガスのピュレのソースで和え、生ハムとパルミジャーノチーズをかけます。

 

 

「Tonnarelli alla carbonara」 

        トンナレッリ 自家製パンチェッタのカルボナーラ ¥1,800

ラッツィオ州ローマのロングパスタ。隣のアブルッツォ州ではキタッラと呼ばれています。

ちょうど手打ち蕎麦を作る様に、2~3mmに伸ばした生地を包丁で切っていきます。

カッチョ・エ・ペーペ(黑胡椒とペコリーノチーズのソース)で食べることが多いのですが、

今回は自家製パンチェッタと卵とペコリーノチーズで作るローマ風カルボナーラソースを合わせ、

トンナレッリの生地には赤パプリカを練りこみます。

 

 

 

「Gemelli con ragù di cozze」

                                  ジェメッリ ムール貝のラグーソース ¥1,600

乾麺と手打ちでは形が違うなと思うものも多々ありますが、このジェメッリもそうです。

シチリア州の「双子」という意味のパスタで、5cm位の帯状の生地を両サイドから竹串を使って

丸めていきます。ムール貝とオリーブと香味野菜を白ワインで煮込み、仕上げにミニトマトと

バジルを合わせたソースでお楽しみください。 

 

*5/1(水)よりご用意します